ダウン症も加入できる保険は?『ぜんち共済』を解説

ダウン症 保険

生命保険や医療保険に加入する時には”健康に関する告知”が必要になり、染色体異常のあるダウン症者はその健康告知にて引っかかり、保険に加入ができません。 ただダウン症も加入できる保険はあります

この記事では”あんしん保険”を紹介いたします。

 

ぜんち共済の”あんしん保険”

知的障害 ダウン症 保険

”あんしん保険”とはぜんち共済株式会社が発売している商品です。このぜんち共済は少額短期保険会社という少し特殊な形態の保険会社。

公式ホームページ : http://www.z-kyosai.com/

この保険会社は知的障害等がある方での加入できる”あんしん保険”だけしか発売していません。”ともに助け、ともに生きる”の精神を持ち、障害のある方々へ安心を提供してくれています。

 

あんしん保険のメリット

健康告知がなく、誰でも加入できるのがこの”あんしん保険”

そして知的障害のある人たちに必要な保障がまとまっていて、本当に困った時に助けてくれます。ダウン症児の親は手軽な保険料で、わかりやすい保険が加入できるので、多くの方が加入しています。

死亡保障・医療保障・個人賠償・弁護士費用 これらの保障が全て付いています

 

保険料

手頃な保険料と書きましたが一体いくらなのでしょうか?

プラン 保険料(年) 特徴
A-1 17,000円 シンプル
A-2 20,000円
B-1 27,000円 手術保障付き
B-2 30,000円
C-1 37,000円 充実保障
C-2 41,000円

一番シンプルなプラン”A-1”なら、月々1,500円程度。一番充実したプランの”C-2”でも、月々3,500円程度。この金額で安心が得られ、何かあった時助けられるのであれば、加入しない手はないですね。

 

具体的な保障内容

詳細はぜんち共済の商品ページをご覧ください。

http://www.z-kyosai.com/ansinhoken/naiyou/

ここでは一番充実した”C-2プラン”の一部を記載いたします。

保障内容 金額 注意点
死亡 200万円
入院 10,000円(1日) 1回の入院60日まで
入院一時金 10,000円
手術 30,000円 公的医療保険適用手術
ケガで通院 2,000円 1回の通院60日まで
弁護士委任費用 100万円 100万円まで実費
個人賠償 1,000万円 1,000万円まで実費

ここまでの充実した保障を提供してくれます。活用できる場面をいくつか想像してみました。

  • 死亡した時の葬儀費用をカバー
  • 治療費だけでなく、個室入院も選択できる
  • ケガをして、親が付き添い通院した時の収入補てんにもなる
  • ケガをさせた時に、相手にしっかりと償う事ができる
  • お金の心配をしなくて済む

入院をしやすいダウン症者に対してこの保障内容を提供してくれるぜんち共済に感謝をしたいです。さすが障害者専門の保険会社ですね。

 

注意点

とても良い保険なのですが、注意しておかなければならない点もあります。ここからはその内容を記載いたします。

 

持病は保障対象外

加入後に発生した病気やケガが保障の対象であり、持病による入院・手術への給付金は支払われません

例えば心臓疾患の合併症があり、数年後心臓の手術をしても、それは支払われません。
ぜんそくを持っていて、ぜんそくとは関係ない肺炎で入院した場合は支払われます。しかしカルテに”ぜんそくが原因”と書かれてしまうと、入院給付金等は支払われません。

 

長い入院は保障されない

とても長い入院をした場合、入院給付金が支払われる日数には限度があり、全ての入院に対しての支払いはありません。具体的な日数は以下の通り。

  • Aプラン-30日
  • Bプラン-60日
  • Cプラン-60日

ただ入院日数は昔に比べて格段に短くなっており、1回の入院でここまで長引く事はあまりない現状です。ただ重篤な病気だった場合は長引きますので、心配であれば、プランB or Cを選択しましょう。

 

精神疾患は保障対象外

健常者だろうとダウン症者だろうと精神疾患にかかるリスクはあり、しかも精神疾患で入院した場合は平均2年もの間入院生活をするデータがあります。

しかしあんしん保険は精神疾患で入院した場合は保障対象外です。

アルツハイマー病や脳外傷も精神疾患に分類されます。なので支払い対象外です。

 

ダウン症でも加入できる『Co-op共済』

ぜんち共済の”あんしん保険”のほかに、Co-op共済の”J1900コース”にもダウン症は加入できます。両方とも障害者に特化した商品で、保障内容も似たようなものです。なぜ私がぜんち共済をオススメするのか比較しながら解説します。

http://coopkyosai.coop/thinking/chronic/j1900.html

 

加入年齢が違う

2つの保険の決定的な違いは、加入できる年齢が違います。

保険種類 加入年齢
ぜんち共済 5歳~74歳
Co-op共済 0歳~18歳

0歳~5歳まではCo-op共済しか加入できません。しかし長生きするダウン症者は18歳以降も保障を持っておいた方が良いと思います。ぜんち共済を5歳から加入しておけば、請求等に慣れる事もできます。

5歳まではCo-op共済で5歳にぜんち共済へ切り替える人も多くいます。

 

補償される入院日数が違う

どちらかを選ぶ上で重要な補償される入院日数です。

保険種類 保障日数
ぜんち共済 1入院30日まで
Co-op共済 1入院360日まで

子どもが小さい頃はほぼ確実に付き添いが必要になります。30日までだったら有給を使ったり、実家に助けてもらったりできる。でも1年も入院となると本当に大変。

そんな場合にぜんち共済は助けになりません。長い入院の補償が欲しい場合はCo-op共済ですね。

 

個人賠償保険がついてるかついていないか

ぜんち共済には非常に手厚い個人賠償保険が付帯されています。相手を怪我させてしまった場合や、物を壊してしまった場合など、しっかりと補償してくれます。

しかしCo-op共済はシンプルな入院保険なので、個人賠償保険は付帯されていません。。やはりどんな子でも悪気なく怪我をさせてしまう、壊してしまうことがあるので、この個人賠償保険がついているのは安心につながりますよね。

 

障害に関する知識が違う

Co-op共済は一般の方でも加入できる保険です。持病がある方でも加入できるコースが用意されているにすぎません。

それに変えてぜんち共済は障害者専門の保険会社です。日ごろから障害に対する知識を積み、今後商品改定もしてくれるかもしれません。やはり大切な保障をお任せするなら、障害に理解のある保険会社が安心できると思います。

 

ダウン症でも加入できる『生活サポート総合補償制度』

知的障がい者が加入できる保険の代表的な保険「生活サポート総合補償制度」。とてもよい保険なのでぜんち共済と悩むところだと思います。ぜんち共済との違いをまとめます。

https://zensapo.jp/

 

既往症も保障される

ダウン症は多くの合併症をもって産まれる子が多い。その合併症による入院はどんな保険でも給付金は払われないのですが、この「生活サポート総合補償制度」は既往症による入院も支払い対象なのです!※加入2ヶ月目以降

合併症をたくさん持って生まれた子はこの保険一択かもしれませんね。

 

加入年齢が違う

2つの保険の決定的な違いは、加入できる年齢が違います。

保険種類 加入年齢
ぜんち共済 5歳~74歳
生活サポート 制限なし

0歳からでも補償されるので、5歳まではCo-op共済か生活サポート総合補償制度かどちらかへの加入ですね。

 

入院給付金は1,000円/1日のみ

付き添い介護が必要な入院は9,000円/1日の給付金が支払われますが、子供が大きくなって一人で入院できる状況であれば1,000円/1日しか給付金は受け取れません。

では、付き添い介護が必要な年齢は「生活サポート」に加入して、大きくなったら「ぜんち共済」へ加入をし直す。「ぜんち共済」は加入前に発病した病気による入院は補償されません。初めから「ぜんち共済」に加入しておけばよかった!って思う人もいると思います。

付き添い介護が必要かどうかは、自己申告です。

 

結局ぜんち共済は加入すべき?

結局ぜんち共済はよい保険なのでしょうか?色々注意点はありますが、私はよい保険だと思っています。加入する事で、将来の不安を解消してくれますし、万が一があった時は”加入しておいてよかった!”と心から思うでしょう。

ぜんち共済のホームページから資料請求ができ、加入申込書も一緒に着いてきます。まずは資料請求してみてはいかがでしょうか。

ぜんち共済ホームページ:http://www.z-kyosai.com/

 

親が加入すべき保険

ダウン症者が加入する保険も重要ですが、その子を支える親の保険はもっと大切だと思っています。親が入院や死亡してしまった時、残された子供はどうやって生活していくのでしょうか?違う記事にまとめていますので、そちらもぜひチェックしてみてください。

ダウン症者の親が加入すべき保険 保険は必ず見直しましょう!

2016.06.26

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