特別児童扶養手当とは いくら?何月にもらえる? 徹底解説

特別児童扶養手当アイキャッチ

障害児を支える家庭への支援として、”特別児童扶養手当”という制度があります。ダウン症児の親は将来への不安が大きく、その不安を解消するためや日々の生活費の補てんとして支給される手当です。

その制度を徹底解説いたします。注意点等も記載しておりますので、ぜひ熟読していただき、”支給停止”のリスクも知っておいてください。

 

特別児童扶養手当の概要

特別児童扶養手当とは?

特別児童扶養手当とは、身体や精神に障害のある児童を育てている父や母、もしくは父母にかわってその子を育てている方に支給される手当です。障害者本人に支給されるのではなく、その人たちを支える親等へ支給されます。

厚生労働省のホームページには以下のように目的が記述されています。

精神又は身体に障害を有する児童について手当を支給することにより、これらの児童の福祉の増進を図ることを目的にしています。

※厚生労働省HPより引用

名称が長いので”特児(とくじ)”と略されているケースも多く、自治体や親の間では特児の方がなじみ深い言葉となっています。

 

いくら支給される?

平成28年4月分からの「特別児童扶養手当」月額

  • 特別児童扶養手当1級(重度): 5万1500円
  • 特別児童扶養手当2級(中度): 3万4300円
特児は毎年金額が変わります。物価変動率を基に4月分から変動します。4月に振り込まれる特児は12月・1月・2月・3月分となるので、旧金額での振り込みです。

 

何月に支給される?

4月・8月・12月の年3回指定口座へ振り込まれます。なので、4か月分が一気に振り込まれると言う事です。

もし特別児童扶養手当2級が支給されていた場合13万円以上、1級だった場合20万円以上が支払われますので、かなりの金額。

 

いつまで支給される?

障害者が20歳になる誕生月まで支給されます。しかし20歳になる前に支給停止されるケースがあります。

①所得制限を超えた場合

②更新手続きを怠った場合

③更新手続きにより、障害程度が中度未満と診断された場合

一度支給されたから、20歳まで必ず支給されるわけではありません。特に③の更新時の再診断で支給停止となるダウン症の人達も多くいらっしゃいます。

 

申請できる年齢は何歳から?

年齢制限は基本設けられていませんが、発達検査・知能検査は必ず必要となります。なので生まれて1歳ぐらいになるまでは、どこの自治体&医師も診断できないと言われます。自治体によっては3歳ぐらいまで診断できないと言う所もあります。

なので申請できる年齢は、”発達・知能検査ができるようになってから”となります。 私は1歳で申請を上げましたが、隣町に住む友人は3歳からしか受け付けもしてくれませんでした。住んでいる場所によってかなりの違いがあるようですね。

 

所得制限はあるの?

所得制限はあります。しかも以外に低く設定されており、支給停止されている方も非常に多くいらっしゃいます。

以下の記事に詳しく書いておりますのです、そちらを参考にしてください↓

特別児童扶養手当の所得制限を解説 支給停止されるかも!

2016.07.26

 

支給される障害の程度とは?

1級・2級とも”特別児童扶養手当等:児童の障害等級表”を見るとわかりやすいと思います。ダウン症児に多く関係する項目だけ以下に記載します。

障害区分 1級 2級
視力 両目の視力の和が0.04以下のもの 両目の視力の和が0.08以下のもの
体感機能 座ったり立ちあがったりできない 歩くことができない
日常生活 身体の機能の障害または長期にわたる安静を必要とする病状が前各号と同等以上と認められる状態であって、日常生活の用を弁ずることを不能ならしめる程度のもの 身体の機能の障害又は長期にわたる安静を必要とする病状が前各号と同程度以上と認められる状態であって日常生活が著しい制限をうけるか、又は日常生活に著しい制限をく割ることを必要とする程度のもの
精神の障害 精神の障害であって、前各号と同程度以上と認められる程度のもの 精神の障害であって、前各号と同程度以上と認められる程度のもの
重複 身体の機能の障害もしくは病状または精神の障害が重複する場合であってその状態が前各号と同程度以上と認められる程度のもの 身体の機能の障害もしくは病状または精神の障害が重複する場合であって、その状態が前各号と同程度以上と認められる程度のもの

 

療育手帳や身体障害者手帳の等級でいうと、以下のものと似ています。

  • 1級:療育手帳A程度 身体障害者手帳1級・2級程度(重度)
  • 2級:療育手帳B程度 身体障害者手帳3級・4級程度(中度)

あくまで診断書での判断になりますので、診断当日の体調等で変わってくるケースも多くあります。

 

療育手帳・身体障害者手帳があれば支給される?

障害者手帳を所持していれば診断書の提出を省略できる場合が有るようですが、ほとんどのケースで新たに診断をしてもらう必要があります。私の場合療育手帳と特別児童扶養手当と同時に申請を上げたのですが、療育手帳の診断を受け、すぐ数週間後に特別児童扶養手当の診断を受けました。

そして注意しなければいけない点が、手帳を所持していても診断書の内容により不支給となる場合も有り、 反対に、手帳を所持していなくても診断書の内容により支給される場合も有ります。

療育手帳や身体障害者手帳の等級はあくまで目安。手帳を持っていたら絶対特児がもらえるわけではありません。

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