カフェ・ド・フロール感想と概要 ダウン症児が出演する映画

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ダウン症児が出演する映画として、ダウン症界隈では話題となった”カフェ・ド・フロール”。

この映画の感想と概要を書きます。若干のネタバレがありますのでご注意ください。当然結末に関しては書きません。まだご覧になっていない方は、ぜひ見てください。

 

あらすじ

まずこの映画を見るには、かなりの集中力がいります。時系列が突如入れ替わり、今どの時代の話なのかわからなくなるのです。全く予備知識がないまま見てしまうと、理解ができず挫折してしまうかも。

 

2つの話と時代が交錯します

1969年の親子  ・  現代の夫婦

この2つの話が入り混じります。さらに現代の夫婦編は青年時代・新婚時代・現代と様々な世代に飛んだり戻ったり、しかも青年時代の役者と現代の役者が全く似ていない。ここで混乱を生じます。

ただ集中力を切らさず最後まで見れたら、話が全てが繋がるので、ご安心を。

 

1969年の親子編

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ダウン症の子どもを育てるシングルマザー、ジャクリーヌ。ダウン症児の息子ローランに狂気的な愛を捧げている。そしてローランも母親の側を片時も離れない、非常に強固な愛に結ばれている親子。

そして同じ学校に転校してきたダウン症の女の子、ヴェラ。ローランはあったその日からヴェラに一目ぼれをし、母親だけに向けていた愛をヴェラに向け始める。強烈な嫉妬に苦しみ、力づくでローランとヴェラを引き離し、時には暴力で解決しようとするジャクリーヌ。その嫉妬の炎は・・・

これ以上はネタバレになるので書くのを控えます。ちなみにダウン症児のローランを演じたマラン・ゲリエ君、信じられないくらい可愛いです。さらにローランとヴェラと引き離されるシーンの演技は最高にリアルです。

 

現代の夫婦編

カフェドフロール,映画,ダウン症,ダウン症ステーション学生時代から”音楽”という共通の趣味を持ち、そのまま結婚。そして2人の娘を授かったケヴィンとキャロル。ケヴィンはDJとして成功し、裕福で何不自由ない生活を送っていました。

しかしある時出会ったローズと恋におち、キャロルと離婚。新しい愛に溺れる父親に娘達は反発をする。

さらにキャロルはケヴィンを失ったショックから、クスリに手を出し、夢遊病患者となってしまう。そして時折、ダウン症の子ども2人を乗せて車を運転する夢を見る・・・身も心もボロボロになったキャロルは、夢の正体を知り霊媒師の元へ足を運ぶ。そして衝撃の事実を告げられる!

 

最後につながる二つの物語

ここは完璧なネタバレになるので書きませんが、『なるほど』と思わせる終盤です。ただ霊媒師が出てくるスピリチュアルなラストですので、気に入らない!と言っている人も多いようです。

私は素直に楽しめた映画でした。ハラハラさせるシーンもあり、親子愛溢れるシーンもあり、謎めいたシーンもあり。オススメ映画の一つですね。

しかし子どもがダウン症児である理由は見つけられませんでした。

そしてエンドロール直前10秒程映し出される映像・・・・謎のまま終わりました。

 

私の率直な感想 Amazon評価は両極端

Amazonの評価も、星5と低評価が入り混じる結果となっていました。

私個人の感想としては星3ぐらいだと思います。話の内容としては面白いのですが、時代が交錯しすぎて着いていけない部分があったり、障害児である意味が見出せなかったり、評価を落とす点は多々あります。あと題名の和訳が意味不明です。

※障害児を使ったのは、話題作りではなく、スピリチュアルな事が関係しているのかもしれません。

しかし嬉しかった事が、”ダウン症児が可愛く、そしてみんなから愛される存在として描写されている”。この点はダウン症の親としてとても嬉しく思います。同じくダウン症者が出演する”八日目”では、見られないほど障害者が悪者のように扱われています。それとは違っていたので、安心しました。

少し気合いを入れて見ないと着いていけませんが、ぜひお時間作って見てください。きっとダウン症児の可愛さが伝わると思います。

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